小松瓦は、北陸の厳しい風土に耐えた小松・加賀・能美地方の原土をブレンドし、最適な粘性・粒子で各工場へ供給する原土処理施設に始まり、成型・乾燥・施釉と各工程はオートメーション化されています。均一な品質を保ちながら安定供給を可能にしたこの生産ラインは、その着実で確かな歩みとともに、JISマーク表示製品認証(桟瓦・のし瓦)、またISO9001:2008認定の工場として、安心で信頼の製品を生み出す確かな礎となっています。
北陸の厳しい風土に耐えた小松・加賀・能美地方の原土を、現場で削掘サンプル採取試験実施します。合格品を粘土系と砂系に分類削掘の上、工場内原土置場に 区分搬入して、エージングをかけます。
搬入された原土をエージングを待って、サンプル試験と並行して独自の原土ブレンド割合を考慮しつつ、ホッパーに仕込んで混練します。
自動コンベアラインで多段クラッシャー、スクリーンフィダー、スーパーローラーミルを通過させて、0.50mmまで均一に粉砕します。
真空土練機にかけて荒地を出し、1.全自動プレス成形、2.半自動プレス成形、3.手作り成形:神社仏閣用特注品成形の3工程で、品種に合致した成形を実施します。
成形完成品を、乾燥室(温湿度自動制御室)に入庫して、平干乾燥させます。
両面施釉(強度強化、耐塩害、耐凍害)して着色します。(★釉薬により色が決まりますが、当社の製品は環境に配慮した釉薬を使用しています。)
トンネルキルン内で約17時間かけて自動焼成します。当社では強度を高めるために約1200℃で焼成しております。
各工程毎に管理値を定め、工程管理を実施しており、その検査システムはJIS・ISOに規定して厳格に管理しています。これにより安定した品質の製品をお届けしています。
製品の品質を維持して消費者の皆様にお届けするために、ラッピングシュリンクで防護し、型崩れ防止策としてPPバンドで結束し、パレット梱包しています。
梱包完了品は、自動化ラインでストレージに搬出されます。この製品を愛情をもってやさしく出荷ストレージに移動します。
お客様からの受注により、お手元まで機器を使って荷積みし、大切にトラック等でお届けしております。
最近、お年寄りや主婦を狙う悪質な屋根工事業者・工務店などが増えています。そんな業者の被害に遭わないように、ここでいくつかの例とともに、対処方法などをご紹介しております。ぜひ、ご参考になさってみて下さい。
「無料で点検します」と言って訪問し、点検後「このままでは大雪や台風などで大変なことになりますよ」などと不安を抱かせる業者がいます。本当に工事が必要か、お近くの組合加盟店などにご相談下さい。
「近所の工事で、余った材料で安くリフォームしますよ」と言って、すぐに工事をはじめる業者がいます。でも、実際には相場より高い場合があります。その場での依頼を決めずに、組合加盟店で見積りを出してもらって、比較してみて下さい。
「今なら通常価格の半額キャンペーン中」と言って訪問する業者がいます。こういう場合も、決して安くなっているとは限りません。相手のペースに乗らず、その場で即決をせずに、必ず組合加盟店などにご相談してみて下さい。
瓦工事店は屋根や瓦のことはもちろん、住宅一般のことにも精通しています。ですから、家の外壁・内装・リフォームなど、どんなことでも一度お近くの石川県瓦工事共同組合加盟店に、ご相談してみて下さい。きっと皆様のお役にたてると思います。石川県瓦協同組合では、悪質訪問防止のため、点検・修繕工事を行ったオタクには、「屋根診断済」シールを貼らせていただいております。
そんな時は、クーリング・オフ制度があり、無条件で解約できる場合があります。詳しくは、お近くの消費生活センターか、下記相談窓口へ。
クーリング・オフ期間/契約書を受け取った日から、その日を含めて8日間(点検商法、催眠商法)。
これだけ押さえておけば大丈夫!
日本瓦の特徴と、その選び方!
屋根材に何を使うか?見落としがちなポイントですが、実はとっても重要!なぜなら日本は雨が多く、高温多湿な気候風土から住宅を守るためには雨水対策がとっても重要なのです。
また、様々な気候変動にさらされる屋根は、メンテナンスも必要になってきます。ここでは、瓦屋根の特徴や、活用メリットなどをご紹介します。
自体は半永久的に使うことができます。また、高温で焼かれる(当社の場合は1200℃)ことで、少々の衝撃で割れることもなく、当然へこむこともありません。
様々な種類がある瓦のなかでも防災瓦は、台風や地震に強いという特徴を持っています。
防災瓦は、かみ合わせロック構造を採用している(画像参照)のが特徴で、斜め上の瓦と、噛み合わさっている構造をしているということです。瓦同士がしっかりと噛み合わされることで、風によるめくれ上がりやずれを防いでくれます。
瓦屋根はお金がかかるというイメージを持たれがちですが、基本手にはメンテナンスフリーで20、30年という長い目で見れば実はとっても安上がり。